令和元年度神戸市危険物安全大会を開催しました

危険物安全週間中の6月7日(金)、神戸市防災コミュニティセンターにおいて、神戸市消防局との共催で令和元年度神戸市危険物安全大会を開催しました。
来賓として、総務省消防庁危険物保安室課長補佐の内藤 浩由 氏、兵庫県企画県民部災害対策局長の亀井 浩之 氏をお招きし、関係者約120名参加のもと優良危険物事業所等の表彰式及び記念講演を行いました。

表彰式では、日頃から危険物の安全管理に努め災害の予防に功績のあった危険物事業所及び危険物取扱者について、神戸市長から5事業所及び1名の方に、神戸市危険物安全協会長から7事業所及び4名の方に表彰状が贈られました。

表彰式の後、主催者を代表して消防局長からあいさつ、総務省消防庁、兵庫県からご祝辞があり、最後に日本香料薬品株式会社の金子 正則 様のご発声に合わせ、「私達は、危険物の保安に関する知識、技能の向上を図り危険物災害の防止に努めます。」と全員で危険物安全宣言を行い、防災の決意を新たにしました。

記念講演は、総務省消防庁危険物保安室課長補佐の内藤氏から、「最近の事故及び危険物行政の動向について」と題しご講演をいただきました。
主な内容は次のとおりです。

  • ・危険物施設の状況や火災、流出件数の推移の紹介及び事故防止対策を実施する上での留意事項について
  • ・平成30年7月豪雨や台風21号等の風水害による危険物施設の事故状況や北海道胆振東部地震における
     屋外タンク貯蔵所の被害状況及び消防庁の対応について
  • ・法令改正の契機となった過去の大規模な事故事例及び講じられた対策について